素敵な療育ママ

多動、他害など、たいへんそうなお子さんを育児しておられるのに、とてもいい感じのお母さんたちも療育センターにはいました。彼女たちの笑顔には、勇気付けられます。

 

うちは、1歳半検診でひっかかってから療育センターに2歳から通い始めたので、年少クラスから通い始めるお子さんのママたちが正直羨ましかったのです。なんで、羨ましく感じたのかわたし自身にもわかりません。当時は、なんで自分ばかりがこんな大変な思いをして療育に通い、毎日、あれが出来ていないこれができていない、あれが気になるこれが気になると言われ続けなくてはならないのかと、本気でいらだっていました。

 

年少クラスから通い始めたママたちに、早くから通い始めたから治るっていうわけでもないでしょう。だからうちは保育園の面接の後に勧められてからはじめてここに来たのと言われました。

 

わたしは、2歳から療育を始めましたが、それが正しい選択だったのか、そうではなかったのか今も分かりません。保健師には、正しい選択ですと言われましたが、ひとに言われるとカチンときてしまうのも何が原因かわかりません。ひとに言われたくないって言うことなんでしょうね。

 

子ども自身にとっては、療育センターに2年も通うのは辛いことだったようです。発達障害のお子さんが集まるところなので、相互的にお友達と遊ぶことが出来るまめ子にとっては、同じように相互的にお友達と遊ぶことが出来ないお子さんたちと過ごすのはかなりの苦痛だったようです。

 

ただ、先輩ママたちのやさしい、あの笑顔だけは一生かけても忘れません。つらいことをも受け入れるあの強さと優しさはすごいと思います。