応用行動分析とは、心理学領域における、行動療法のことです。
ABAとも呼ばれ、発達に気がかりなところのあるお子さんの療育におおく取り入れられています。
ABAは子供の困った行動にはかならず理由があるという発想でなりたっています。
1・きっかけとなる状況→2・どんなことが起こって→3・結果どうなったか
を分析します。
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例)
1・母とスーパーに行く→2・お菓子がほしいと泣きわめく→3・お菓子を買ってもらえる
子供は、泣けばお菓子を買ってもらえると思っています。なので、親が泣くたびにお菓子を買い与えていると、2の困った行動が強化されます。
どうすればいいかといえば、今回はお菓子を買いませんとあらかじめ宣言し、泣こうがどうしようが買わずにいます。最後にがまんできたらめいっぱいほめてあげましょう。
そうすれば、お子さんの困った状況を改善することができるでしょう。
例2)
1・母がママ友との話に夢中になる→2・子供は部屋を脱走する→3・お母さんが追いかけてくる
子供は、母の注意をひきたくて部屋を脱走します。
なので、この場合は、お母さんは、ママ友との話に夢中にならず、育児に専念しろ! ってところなのでしょうか??
ママ友と話し込んでいる最中に子供が部屋から脱走! はうちの場合よく起こる行動だったのですが、わたしの気を引きたくてやっているということに気が付くのにはそうとうに長い年月が経ちましたよ・・・・(恥)。ま、それでも、いまだに友達との話に夢中になっちゃいますけどね(汗)
そんなこんなでとっても勉強になる数時間でしたぁあ。