わたしは、結婚後、二年目から不妊治療を始めました。
治療を始めてわかったことですが、わたしには排卵障害がありました。
エコーで卵子の発育具合をみていくのですが、生理がはじまって2週間目で育ちきっていなくてはならないところが、3週間以上かかって育っているという事が発覚しました。
ホルモンの検査をしました(LHとFLH)が、値が異様に低かったようです。
医者からは脳下垂体のなんらかによる障害によるホルモン異常による排卵障害と言われていました。
そこで、毎月、卵子を育てるためのホルモンを何度も注射しに行き、(脳下垂体に障害があるので飲み薬では効果がないのだそうです)排卵を起こさせるための注射を打ち、その24時間から36時間後に、受精するようにするという治療なのですが、1年2ヶ月くらいの治療でやっと授かりました。
高温期がもともと8日しかなかったので、排卵後はルトラールという飲み薬を飲んでいたので、生理なんか来るわけも無いと思っていたのですが、飲み終わって数日後に「妊娠しています」と言われました。
妊娠しないかもしれないのに副作用のある治療を受け続けるのはかなり辛かったですが、これでもうこの苦痛からは開放されるのです。それだけでもうれしいです。
わたしの通っていた病院では、必要も無いのに人工授精や顕微授精を勧めたりはしなかったので、とてもよかったと思っています。結局、本当にお金がかかる人工授精や顕微授精はしなくても妊娠できました。