療育園の一日

9時半から10時までの間に登園です。
担任の先生に、下駄箱のところで出迎えてもらい、自分で靴を履きかえ、教室へ行きます。
(まめこは靴は脱げるけど、履くのは手伝いが要ります。わたしが脱ぐときまで手助けしてしまい、かなり反省しています。すぐに手助けするのではなく、時間はかかってもいいから見守る必要があります)

教室についてから、自分の出席簿の今日の日付のところにシールを貼ります。その後、自分の名前のついたプレートを、自分のクラス名のところに移動させます。そして、おしぼりを自分の名前の箱の中に入れます。

10時になったら、おはようの挨拶をし、歌を歌い、名前を呼ばれたら返事をし、親子で手遊びをし(いっぽんばしコチョコチョ)その後、体操をし、絵本を読んでもらいます。

その後、順番にトイレに行って、その後、自由遊びをします。日によって言語訓練や作業訓練や工作などがある日もあります。また、ない日もあります。

自由遊びは、教室でやるときは、先生が持ってきた、おままごとセットや人形遊びや、絵本やブロックを使います。

大きな部屋に移動して、巨大ボールプールやすべり台や、大人も遊べるようなサイズのトランポリンで遊ぶこともできます。

その後、教室に戻り、トイレに行って、手を洗って、給食を食べます。
それから、歯を磨いて、トイレに行って、親子課題をやります。

親子課題とは、くもんなどから出ている、ちょっと頭を使うタイプのおもちゃを使ったもので、
一つのおもちゃで遊んで、満足したら、おもちゃを片付けて大きな部屋に移動してボールプールやトランポリンなどで遊んでもいいし、子供が他の親子が持ってきたおもちゃに興味をしめしたら、それをかしてもらって遊んでもいいし、とにかく、子供が課題に満足するまで遊んで、おもちゃを片付けたら、みんなと大きな部屋で遊ぶことになっています。

時間がきたら、転がっているボールなどを片付けて、上履きを履いて教室に行って、終わりの会をします。終わりの会では、今日、みつけたうちのこの成長について親が一言づつ報告します。

その後、下駄箱に行って上履きを下足に履きかえて、帰宅します。

これが一日の流れです。
アスペルガーの疑いありの、まめこは、言葉の遅れがほとんどありません。
療育園で、しゃべりまくっているのがまめこだけなので、結構目立ちます。
紙芝居でタクシーが出てきて、「タクシー!!」と興奮気味でのたまっているので、他の子のママがうらやましいと言ってきます。が、まめこのやばいところは、言葉をたくさん知っているのに、使い方が違っていることが多いことです。

思い通りにならないことがあると、「あきるあきる!」と叫んでいるし、お風呂に入るときに「あぁ! ちょっと、あついねぇ!」と言っています。(お風呂はぬるいはずですが・・・)

しかし、療育園で発見したことがいくつもあります。
1歳半検診で指示が通らなくてひっかかっていたのに(発語の数は異常なしでしたが、指示が通らないため、言葉の理解の遅れでひっかかったのです)、お弁当セットで遊んでいるときに、先生に「この机の上で遊ぼうか」と言われて、言われた通りに席について遊んでいるのを発見して、あれれ? と思いました。

この子が大人になった時に、どんな感じに育つんだろうかと不安になることもありますが、
逆に、あれ? できるようになっている!? とほっとすることもあります。