1歳半検診で自閉症スペクトラムと言われたけれど、実際は普通の範囲

保健センターが大嫌いなお母さんは多いと思います。
ちょっとでもあやしい子どもはなんでも発達障碍の恐れありということで次々ピックアップしていくのが保健センターの役割なのでしょうが、今回は、逆に、母親があまりにも素直すぎても困るという話です。

1歳半検診の時に、落ち着きがないということで発達検査を受けてみた結果、動作性と言語性に差があることがわかり(全体の遅れは正誤の範囲でしたが)、その後すぐに療育を開始しました。

1歳半で専門の病院に連れて行きましたが、正確な診断は3歳にならないと出来ないと言われ、
3歳8ヶ月で再び連れて行った結果、「診断する必要はない」と言われました。

結果、うちの娘は、正常の範囲内だったのです。
落ち着きのなさについて、本人が自分で言及するようにもなっていました。
「だって、お母さんがついてくるから面白いんだもん」
あははは、子どもらしくて実に結構!!(怒)
病的なものは何もなかったのです。

その話を、支援センターで出会ったほかのお母さんにしてみました。
「うちも、脱走をするから保健センターに結構嫌なことを言われてたよ」
「うちも、かんしゃくがすごいから、支援センターの先生に親子教室に通ったほうがいいんじゃないって言われてたよ」
と、結構、みんな、いろんなことを言われているみたいです。

うちの娘も、2歳児のイヤイヤが激しかったときに、
「パニックがある子どもを普通の保育園に入れないでください」
保健師に言われました。

結構、みんな、医者でもない人にいろんなことを言われているみたいです。
保育士や保健士が勉強してプチ知識を持っていたとしても、医者じゃないんだから誤診だらけなんですよね。遅れているかどうかということについては誤診はしようがないと思うんですが、知的に普通の範囲内に入る子どもに対する誤診の多さはすごいです。

結局、うちの子の、パニックと勘違いされたほどのすさまじいイヤイヤは、3歳になってからだんだん落ち着いて来ました。ほら、やっぱり、ただのイヤイヤだったんじゃない。パニックだったら3歳になっても4歳になっても落ち着くわけないですよね。

で、ショックだったのが、他のママさんたちは、保健センターとか支援センターの保育士とかにそんなことを言われても、華麗にスルーしているところだったのです。わたしもあのとき素直に聞きさえしなければ、こんな思いをしなくてもすんだのに。。。。

※今回は、発達障碍かもしれないと思って療育をしてみたが正常だったというお話でしたが、正常だと思っていたけれど、実際は発達障碍だったとか、耳があまり聞こえていなくて3歳半になっても言葉が発達してこなかったというケースもあるので、なんでもかんでもスルーするのはよくないですが。