保健センターと専門医では2歳になる前から意見が対立していたのです

まめこが、産まれて初めて発達検査をしたのは、保健センターでした。そのとき、1歳10ヶ月でした。
「言葉の理解が遅れているから、言葉が遅れています。半年の言葉の理解の遅れがあります」
と言われました。落着きがないことで相談したはずであり、言葉は遅れていないと思っていただけに相当なショックでした。
その後、発達専門の病院に連れて行ったのですが、
「保健センターの検診では2割強がひっかかるようになっているのです。このまま3歳までに追いつくかも知れないし、まだ低年齢なので診断はしません。3歳になって気になるようでしたらもう一度来てください」
と言われました。

その後、保健センターの小児科医にまめこを診てもらったのですが、そのときに、専門医に言われたことを伝えたら、「あなたは、専門医に言われたことの意味がわかっていないのですか?」と怒られました。発達専門の医者でもないくせにやたらと偉そうな口ぶりです。その後、まだ2歳に満たないまめこのことを発達障碍であると断言し、療育の必要性を語り始めました。このままだと学校に通い始めたら、変だからという理由でいじめに遭い、大人になり働き出しても不適応を起すのだそうです。って、先生! あなたはエスパーですか? って感じです。せっかく専門医に診てもらって平常心を取り戻したのに、この保健センターの小児科医のおかげでまたどん底まで落ち込むことになりました。

専門の病院は3歳になるまで診断できないと言っていたため、しばらく保健センターで定期的に発達検査と診察を受けていました。行くたびに「自閉症スペクトラムです」と言い切られ(わたしが発達障碍ですか? と聞いたからですが)、すっかりそうだと思い込んでいました。

3歳半になって、発達専門の病院に連れて行き、どんな診断を受けようとも運命は受け入れる覚悟でいましたが、
「診断する必要はないですね」
と言われて終わりました。

その結果を療育センターに報告したら、はじめのうちは「自閉症スペクトラムだ」「アスペルガーと言われたというのはなんだったのか」(わたしが言ったんじゃなく、検診担当の小児科医が言ったんだしそんなこと知らんわって感じなんですけど)、と大変不愉快な思いをしたのですが、結局、療育センターの言語療法の先生に新K式をやってもらって、ようやく、発達障碍ではない、自閉症スペクトラムでもなんでもないということを理解してもらうにいたりました。

ここまでわかりやすく誤診しているのに(大体から1歳代の子どもを診断できるわけないんですけども)勝手に決め付けておいて謝りもしないなんてちょっとありえないと思うのでした。

保健センター本気でむかつく!!