育児休業は何年必要なのかについて

2013年現在、育児休業は、会社によってその長さが異なります。

多くの一般企業は、産後8週間の後の10か月間、すなわち子供の誕生日の前日までの一年がお休みとなります。半年の延長はありますが、保育園に入れなかったときのみだそうです。

会社によっては2歳の誕生日の前日までの2年間をお休みとするところもあるそうです。

公務員は3年とれるそうですが、雇用保険から給付金が降りるのは、1歳の誕生日の前日までだそうです。

1歳の前日までがお休みの場合、子供のお誕生日の日から保育園に通うことになりますが、これが結構母にとっても子にとってもつらいものなのです。

わたしはこんなに早くから母子分離を体験させなくてもいいのにな・・・、日本の育休制度ってあんまり当事者の状況には配慮しないのかなって思ってしまいます。

生後8か月くらいから、赤ちゃんはママがトイレや家事などでそばを離れると、猛烈に泣きます。うちのまめこもすごく後追いします。

それに、フロイトの弟子のエリクソンの説では、1歳半までが、母と子供との間に基本的な信頼関係を築き上げる重要な時期であり、これが失敗すると後で大変なことになるケースもあると言われているくらいなのですから、せめて1年半は育児休業を取らせる必要があると思います。

生後3か月でも、おばあちゃんが預かれば大丈夫よと考える人もいるかもしれませんが、新生児でも赤ちゃんは自分のママかそうじゃないかくらいわかるんじゃないかな。

私事で申し訳ないのですが、わたしの実兄は母の職場復帰のために生後3か月から母方の祖母の家で預けられていましたが、3人いる兄弟の中で彼だけが気性が荒く、後々大変手のかかる青年になりました。悩み事があっても親に相談しない、ちょっとストレスを感じたくらいで極端にふさぎ込んだりするところがあり、本人も家族もかなり苦労しました。

わたしが産まれた時、母は産後休暇のあとに退職していますから、わたしの赤ちゃんだったころは母の背にいつもおぶわれていたそうです。