保育園で、療育を薦められる

消化器出血がありました。まめこではなく、ママの方です。
ついでに、4月のがん検診で胃のポリープが見つかりました。
2日間かけて、胃カメラ大腸内視鏡をやることになりました。

その間、まめこは保育園や託児所に入れます。
さっそく電話をかけて保育園の一時保育の予約を取りました。
保育園から、簡単な面接をするので来てくださいと言われました。

職員室のテーブルのイスに座るように促され、わたしはそこにずっと座っていました。
床に子供用のマットとおもちゃが用意されていました。
まめこはしばらくおもちゃで遊ぶと、すぐに飽きて、先生の机の上にある置物をいじりはじめ、さらにしばらくすると、子供用の簡易ベッドによじ登ろうとしました。

「この子は保育園に入れる前に療育したほうがいいですよ」
と言われました。
「そうじゃないと、保育園に入ってからずっと怒られてばかりになってこの子もつらいだろうし・・・」

わたしには、「そうですね」としか言えませんでした。まめこが怒られてばかりで、自己否定的になったりしても、まめこのためによくないと思うからです。

先生は、「おにぎりはどれ? ○○は?」
とおもちゃのところに戻って行ったまめこに質問していましたが、まめこは何も答えずに無視して遊んでいました。
「言葉もそろそろ出ていいころなんですけどねえ」
と言われ、反論するように、
「家では象をあおーん、犬をキューキュー、鳥をチッチッチッっていいます。どうぞのどもいうし、いないいないばあのばあも言います」
と言いました。

「人とのやりとりが・・・そうね、うまくいっていないように見受けられるんですが」
・・・自閉症って言いたいんですか? と言いかけましたが、(独学で)心理学の勉強をしていたなんていうと話がややこしくなるので言いませんでした。

まめこは、指さしをしません。自分の取ってほしいものがあるときに、ママの顔をみながら指さしすることはなく、あくまでも自分でなんとかとろうとしてワーワー騒いでいます。水が飲みたいときは冷蔵庫を開けようとします。

わたしが指さししても、その方向を見ようとしません。
この3項関係がうまくいっていないのが、わたしにとっては言葉の遅れよりも気になるところです。

家では、家具をなんでも引きずって移動させようとするので、「こらっ!」と怒るといったんやめるのですが、笑いながらまた同じことを繰り返しします。
また、絵本を読むのが大好きで、同じ絵本を一日に10回もわたしのところに持ってきます。
本が何冊も根元から分解しています。

ごみをすてることを覚え、自分でごみをゴミ箱に捨てるようになりました。
テレビのスイッチも付けます。
スマホの子供用のゲームの画面を出すと、わたしのまねをして、スマホをタッチしてゲームらしきことをするようになりました。
知能は問題がないのかもしれません。

自閉症って言われてたとしても、知的障害が伴わなければいいと願っています。