はじめての言語訓練

4月29日、言語訓練を受ける予定だった子が、家庭の事情でお休みしたため、
急遽、まめこが受けることになりました。

4種類のカラーボールを、ぐるぐる回るタワーの上から落とす遊び

4人の子供が風船を持っていて、その風船のところにシールをはる遊び

車やブドウやハサミや消防車、救急車の描かれたカードは、描かれた絵の名前を読みあてる遊びなのでしょうか。

これらの遊びを通して、まめこの言葉がどれだけ発達しているか診てもらいました。

担当は、言語聴覚士さんです。

まず、カラーのボールをくるくる落としながら、先生とコミュニケーションをとります。

まめこは、先生の言っていることと無視して、青いボールを指さしながら「青!」と言い、ボールを3つ手に持って「あおむし!」をやろうとしますが、先生に「いっこだけだよ」と言われてしまいます。

風船にシールを貼るのは、できました。先生から言葉の指示を受けて、その通り貼っていました。

カードに書かれたものの名前は、全部言えました。

ただ、気になることがあって、先生が「○○だよ」とまめこに話しかけるとき、まめこも「○○だよ」というシーンが数か所ありました。

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言葉の理解が遅れていると、保健センターの心理の先生に言われていましたが、追いついてきた? のか、理解の遅れはないと言われました。ただ、話している相手に注意を向ける力が弱く、話しかけられている最中に、他のおもちゃで遊び始めたり、別のものを指さして「あお!」と言ってしまう傾向があります。また、先生の言ったことをそのままオウム返ししてしまう癖もあります。

ただ、これは、あくまでも今のまめこの状態であって、将来的にこのままであるということはまずないだろうということです。

まめこは、かかりつけの小児科医の先生から言われている通り、アスペルガー障害であろうということからか、「将来的に、同じ発音で違う意味の言葉を間違えてしまうということは、残るかもしれません」「ただいま! おかえり!」をさかさまに言ってしまうかもしれません。と言われました。

何かをやるときや、ひとの話を聞くときに注意を向ける必要があるときは、母親や、周りの大人が、「今はこれをやる時間だよ」と注意を正しい方向に持っていく必要があるでしょうということでした。

こんなわけで、第一回目の言語訓練はこの30分でお終いです。