歪んだ価値観・歪んだ常識

発達外来で、診断の必要がないと言われたことを何人かの療育ママに話しました。
多くのママが、他の病院なら困ったことがなくても診断してくれるよだのなんだの言って来ました。
診断の必要がないということについては、向こうから聞かれたから答えたまでであって、
こっちだって言いたくありません。
だって、そんな話したら、「なら、児童発達センターに通うのやめたらいいじゃん」と言われるだけだし。

かかりつけの小児科が2つあるのですが、医院のほうも市民病院の小児科のほうも、お医者さんは、
「そこで診断の必要がないと言われたのであれば、無理に、うちの子は発達障碍かもしれないと思わなくてもいいですよ」
と言っています。なのに、ママ友レベルのひとに、他の病院での診断とか勧められたくもありません。

絶対このママ友さんたちは、うちの子が発達障碍であって欲しいという願いを強く持っています。
自分の子より重症な子を見て、うちは大丈夫という感じの反応もしています。

療育ママさんたちの多くが、こういう歪んだ価値観の中で生きているのがちょっと悲しい現実として思い知らされました。

だからかもしれません、専門の先生に「診断の必要はありません」と言われて以来、これまで合うと思っていた友達が合わなくなったり、合わないと思っていた友達が合うようになったりするようになりました。