療育疲れの本当の原因

療育センターで2年間過ごしました。
通うのはほんとうに辛かったです。
母子通園のときは体力的にしんどかったのですが、それ以上につらかったのは、療育ママ同士の人間関係でした。

専門の病院に何度連れて行っても「別にこれくらいいいんじゃないの?」と先生に言われてしまうまめこさんは、発達障碍のグレーゾーンです。だけど、話しかけても無視したり、オウムガエシがあったりして、心配だから療育センターに連れて行っているわけなのです。

しかし、療育センターというのは、自閉症スペクトラムという診断名が降りている子どもが圧倒数で(というか、診断が降りる子しか通えないみたいな感じです。うちの子が通えたのは2歳児というまだまだ診断するのには幼すぎるからだったのかもしれません)、1年から2年以上も発達が遅れている子が多いのです。

だから、「なんでしゃべれるのに来てるの?」とか「なんでも出来るのに、療育に来る意味があるのか?」とか、いろんなママさんに言われて来ました。

うちの子がなにかしゃべってると「いいなー」って言われたり、それが頻繁だと、わが子に出来ることが増えてうれしくても喜ぶことも出来ないみたいな感じになっていくわけです。

発達検査で正常範囲内といわれたり、病院で診断の必要がないといわれた話などは他のお母さんたちの前では話せません。

たまに、診断結果を聞かれることがありましたが、自分のところに診断が降りているおかあさんのなかで、それ以降まるで無視したりしてくることもありました。

ママ友だのなんだのいって、結局、自分の子どもが基準で、自分のうちの子より軽い子の親となんか関わりたくもないんだと思います。

これって、誰にとってもあてはまることで、わたしも通い始めの頃は、定型発達のママと会話するのが嫌でしたので、ひとのことはあまり言えないのですが。

そんなこんなで、2年間、ほんとうに疲れました。
今のわたしは、既に保育園に通っているけどグレーだわというお子さんのママがいちばん話しやすいです。