保健センターにかなり失礼なことを言われたけれど

まめこは保健センターのお医者さんには、自閉症スペクトラム障害の中でも、アスペルガー圏の子どもだと思いますと言われています。

だからかも知れません。ある日、別の用があって保健センターに行ったときに、「パニックを起こすことがあるから、普通の保育園に入れない方がいいと思います」と言われました。2歳〜4歳くらいまでの子どもの場合、イヤイヤ期で癇癪を起こしているのかパニックなのか、いまいち区別がつきにくいものです。アスペルガーだから、癇癪ではなくパニックだと決めつけられているような気がして非常にいやな思いをしたものです。

そしてまた別のある日、療育園の言語療法士から、「保育園に入れても一人で砂いじりをするだけだと思うから、入れない方がいいと思います」と言われました。うちの子は積極奇異タイプのアスぺルガーなので、お友達にまとわりついて嫌がられて叩かれたり押されたりすることはありますが、ひとりで黙々と遊ぶことはないと思います。一体、うちの子の何を知っていて勝手にそう決めつけるのかと思ったものでした。

まめこの周りにいる専門家の方たちは、ちゃんとした知識を持ちながら、でも、障碍名とかそういうのに振り回されているんじゃないかと感じます。

もっと酷いケースだと、療育園の主任に言われた、
「将来、人を殺してみたいって言われても困るでしょ?」
ここまで来ると、怒りを通り越して呆れますよ。
一体、日本全国にアスペルガー圏の発達障碍の子どもがどれほどたくさんいるのか(自閉症スペクトラムと言われてる子どもの8割が知的障碍ありと思われてきましたが、最近の研究では知的障碍のない高機能と呼ばれている子供たちや加えて言葉の遅れのないアスペルガーと呼ばれている子どもたちも、知的障碍ありの子どもと同じくらいいるであろうことが判明しています。アスペルガーだのLDだのの場合は、検診でひっかからないことも多いので、療育を受けていないことが多いそうですが)、そのなかのごくごく一部の子供たち、加えて言うならば、幼少期、あまりにも厳格すぎるしつけに、自分の居場所を見失っていった子供たちの中にそういう事件を起こす子供が多いのだということをよく知る必要がありそうですね。

アスぺルガーだからこうだとか、ADHDだからこうだとか、カナーだからこうだとかそういうんじゃなく、○○ちゃんだからこうだと、きちんと子どもを見てから言ってほしいと思います。