9歳の壁(10歳の壁)

発達障碍児、9歳の壁(10歳の壁と呼ぶ人もいる)というのを聞いたことがある。

わたしには、それが何のことかよくわからなかった。

発達障害について、育児の合間にちょろちょろっと読めるような本は読み漁っていたつもりだが、それらのどれにもそんなことは書いてなかった。

9歳の壁というのは、それまでぎりぎり知的障碍とされなかったIQ76〜85くらいの群における子供たちに起こる現象で、小学校3年生くらいになると、抽象概念というものが入ってくるのだけれども、それがどうしても苦手なため、そこのあたりから知的な遅れが出てくるというものだそうです。

だから、保健センターで遅れているとは言われたことがあるけれど、普通に保育園に入れたし、別に大丈夫だったじゃない? 一体何だったの? って憤慨している? お母さんたちにとっては、注意が必要なことだと言えます。

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3歳現在、保健センターで発達検査をやっても、わざと先生の質問を無視したり、部屋の中をウロウロしたりしていてIQ90代のまめこも、そのあと、どんどん発達検査の内容が難しくなると、だんだんついていけなくなって、知的な遅れとして判断されることになるかもしれないので、要注意であるのです。

高機能自閉症と言われるよりも、療育手帳がもらえた方が、就職の時に配慮してもらえるから、いいという考えもあるので、この先そういった問題がどういう風に転ぶかはいまではわからないのですが。