小学校に入ると、ママ友どうしの付き合いがすくなくなります。←ほっとしました。

これまでは、子育て支援センター→療育→保育園に通わせていたので、ママ友同士の人間関係はかなり密でした。

 

著者であるわたしも、発達障害の傾向がある大人なので、人に合わせるのが苦手なのです。ママ友軍団に所属して、リーダーの逆鱗に触れないように目立たないように目立たないように生きるというのがどうも苦手なのです。なので、支援センターでも、療育でも保育園でも、可能な限りマイペースに過ごしていました。

 

この中で、いちばん苦労したのが、療育センターでの人間関係でした。うちの娘はグレーゾーンだし、IQも90以上はあったので(その後100を超えましたが、今、さがっていたらどうしよう 汗)知的ボーダーでもなかったのですが、言葉の理解の遅れがあり(6か月ほどの遅れでした)、指示が通りにくく、3歳前後にはオウム返しも出てきていました。なので、知的な遅れが少ないから大丈夫とか、発語があるから大丈夫とかそういうわけではないんですよね。

 

で、療育センターに入園した直後から、先輩ママ複数に取り囲まれ、子どもの発達の子とを根掘り葉掘り詮索されます。どこの病院でアドバイスを受けて、1歳半検診はどうだった3歳児検診はどうだった、保健センターではなんと言われたか? とかそういうことです。

 

で、うちの子に、どうやら知的な遅れはそれほどなく、年齢相応だと言われていると知ったとたんに、急にボスママが怒り出して、「なにそれ? 軽いって言いたいわけ?」と怒鳴られ、それ以来、無視! されました。わたしにわかるようにわざと仲間外れにされたり、結構、怖かったですが、中学生のいじめみたいな先輩ママたちばかりでもなかったので、そういう性格ではないほかの療育ママとしゃべっていました。気にするだけ時間の無駄だし、くだらないと思いました。わたしのほかにも、自宅ではしゃべるのに外ではしゃべらないからと軽度のこだわりがあるために来ているお子さんのママも、標的にされていました。同じように根掘り葉掘り詮索されたときに「言葉が遅れているから」と答え、「それだけ?」ときつい口調で言われていました。なんかかわいそうでした。

 

結局、保育園に入っても、心理士の巡回に一度もひっかからず、支援級を進められることもなく、心理の先生のごり押しで普通級に入ったまめこですが、普通級に入ってしまったがために、療育園に通っていたころ一緒だった療育ママに何を言われるか気になって気になって仕方なかったのですよ。

 

ネットでは、療育ママどうし集まっては、普通級に行くママの悪口をさんざん言ってストレスを発散していますという書き込みもちらほらみかけるのでちょっと怖いと思っていましたが、その心配もありませんでした。

 

そもそも、療育ママとか、療育に通わなくとも、心理の先生の巡回にひっかかるお子さんはかなりの少数派で、近所の公立小学校は、定型発達のお子さんとそのママがほとんどです。こんどは、どちらかといえば、これまでとは立場が逆になっているというか、どこの世界も、少数派のほうが肩身が狭いのです。

 

だからといって、わたしは、発達障害のお子さんや、発達障害の傾向のあるお子さんを、これまでやられてきたからという理由でやり返したりするほど低レベルでもありません。

 

いちばんひどいいじめをしてきたボスママのお子さんは、中程度の知的障害もあり、小学校にあがった今でも言葉が出ておらず、普段はくるくる回ったり、所かまわず排尿したりしてしまうたいへんそうな感じのお子さんで、いくらそのママの言動が幼稚だからといえ、大変そうで実際に苦しんでいるひとを貶めたりはできません。

 

しかし、やられたことは忘れません(笑)。

こういう人間も、いるんだなと、低レベルな人だったなと、ちょっと軽蔑するだけです。

 

今は、支援学校の小学校部に通わせているそうですが、こういうおかあさんたちの大変さにぴったり合うような公的サービスが増えるといいですね。

 

たとえば、ヘルパーサービス。(お母さんにお休みの時間を与えるために、家に派遣してもらえるサービス)。

とか、

ショートステー。(普段頑張っているおかあさんに、数日間お休みをあげるために、旅行みたいな感覚?? とはちょっと違うけど、数日だけ預けたりできるサービスです)

 

とか、充実したらいいなと思います。